建築設備技術会議 2025

プログラム

11月4日(火)10:00~13:00、14:00~17:00 [S1] カーボンニュートラル ~ 建物評価事例 ~
[S2] カーボンニュートラル ~ 要素技術 ~
11月5日(水)10:00~13:00、14:00~17:00 [S3] ZEB ~『 ZEB 』改修事例と改修に向けた方策 ~
[S4] ZEB ~ 新築計画における『 ZEB 』への挑戦と環境建築の在り方 ~
11月6日(木)10:00~13:00、14:00~17:00 [S5] DX ・スマート 最前線 ~ さらなる変革への挑戦 ~
[S6] ウェルネスオフィスのその後 ~ 取り組み内容とその実績の検証について ~
11月7日(金)10:00~13:00、14:00~17:00 [S7] 建築設備へのA I 活用
[S8] データセンターの現在と未来 ~ 設計手法から次世代技術まで ~
11月4日(火)
10:00~13:00
(敬称略) コーディネータ スピーカ
S1
カーボンニュートラル ~ 建物評価事例 ~
伊香賀俊治
一般財団法人住宅・建築SDGs推進センター 理事長
大成建設グループ次世代技術研究所におけるゼロカーボンビルの取り組み(仮)   
砂賀 浩之
大成建設㈱ 設計本部 設備設計第三部 設計室 室長
竹中セントラルサウスおよび大阪避雷針工業神戸営業所(仮)
上田 昭彦
㈱竹中工務店 東京本店 設計部 FM設計部門 FM設計2グループ長
Regenerative Tree
  • 生涯のCO2排出量を最大40%削減する次世代超高層ビルのプロトタイプ
杉原 浩二
㈱日建設計 設備設計グループ ダイレクター
 建物の低炭素化に対する要望の高まりと共に、昨年に建築物ホールライフカーボン算定ツール(J-CAT)の提供が始まったことで、建物のホールライフカーボンの評価事例が増えつつある。ここで集積されていくデータに基づく分析が進むことで、建物構造別の傾向等、建物仕様がカーボン排出に与える影響が明らかになりつつある中、建築設備に関しても議論が深まることが望まれる。
 本セッションでは、建築設備を含めたホールライフカーボンを詳細に評価した事例を紹介頂くことで、この議論の一助となることを期待する。
S2
カーボンニュートラル ~ 要素技術 ~
樋山 恭助
明治大学 理工学部 教授
須磨シーワールドの熱源水ネットワークとコミッショニング
  • 水族館における常時の省エネと非常時のBCP重要性について
  • 熱源水ネットワークの計画について
  • トータルコミッショニングの取り組みと成果について
原瀬 拓也
㈱竹中工務店 大阪本店 設計部 設備第4部門 設備3グループ チーフエンジニア
東京電力東尾久ビル本館の蓄熱システムによる省エネルギーと需要シフトの取り組み
  • リニューアルZEB建物の性能検証
  • 既存蓄熱式空調システムの省エネルギー改修と運転改善
  • 蓄熱システムの省エネルギーと需要シフトの取り組み
久保井 大輔
東京電力ホールディングス㈱ 土木・建築統括室 スペシャリスト
再エネを最大限に活用する需給一体型EMSとグリーン水素の利活用
~大成ユーレック川越工場における事例紹介~
  • 再エネを最大限に活用する需給一体型EMSの開発・実証
  • 500kWワンパック固体高分子(PEM)形P2Gシステム(第1号機)によるグリーン水素製造
  • 水素利活用システムの構築・実証
小林 信郷
大成建設㈱ クリーンエネルギー・環境事業推進本部 理事 ZEB・スマートコミュニティ部長
2050年カーボンニュートラルに向けた都市ガス業界の取り組み
  • 実現に向けたロードマップ
  • 供給サイドの取り組み:e-メタンに係る技術開発・実証
  • 需要サイドの取り組み:都市ガスの高度利用、面的融通、オンサイトCCU
伊藤 あすか
東京ガス㈱ C&BSカンパニー 企画部 エネルギー公共グループ
 カーボンニュートラル社会の実現に向けてエネルギー供給の排出原単位の低減が鍵となるが、その実現に向けて、供給側にとどまらず需要側を含めたエネルギー供給網の高度化が求められている。
 本セッションでは、変動する再生可能エネルギーの出力をカバーするよう、デマンドレスポンスを効果的な運用を実現する手段として再注目される蓄熱システムや中長期の需給構造の平準化に貢献するP2Gシステムのほか、CCS/CCUSといった排出をオフセットする技術の動向を、建物への導入やエネルギー業界での取り組みを踏まえ解説頂く。
S3
ZEB ~『 ZEB 』改修事例と改修に向けた方策 ~
原 英嗣
国士舘大学 理工学部 教授
須賀工業九州支店 ストック建築物における個別空調ZEBモデル・ウェルネスオフィスの実現
  • コンセプト・Nearly ZEBの取組
  • 運用1年目の実績報告
  • ウェルネスオフィスの取組
鈴木 正美
須賀工業㈱ 執行役員 経営企画本部 事業企画室長
既存庁舎のZEB化改修事例に見る公共施設ZEB化の傾向と課題
  • 既存公共建築物(庁舎)のZEB事例
  • 既存公共建築物のZEB化における導入技術の傾向分析
  • 公共建築物ZEB化の課題
田川  晋
備前グリーンエネルギー㈱ 事業部 コンサルタント
“ゼノベ”プロジェクト 築57年の日建一号館ビルの環境改修
  • “ゼノベ”プロジェクトの取組背景
  • 環境価値(ZEB Readyの達成)と経済価値(投資リターンの確保、不動産価値の向上)の両立を目指す環境改修
  • 既存築古ビル改修における課題
田中 宏昌
㈱日建設計 エンジニア部門 設備設計グループ 部長
脱炭素社会に向けた既存ストックのZEB改修のあり方
  • 既存ストックにおけるZEB改修の現状
  • 既存ストックにおけるZEB改修の課題
  • 今後目指すべきZEB改修のあり方
竹部 友久
㈱日本設計 執行役員 第1環境 設備設計群長
 建築物全体のなかで、既存建築物が占めるエネルギー消費量の割合は多く、改修によるZEB化は、カーボンニュートラル実現に向け有効な手段と考えます。
 本セッションでは、自社ビル、 貸事務所ビル、庁舎について、断熱性能の向上、高効率機器の導入、創エネなどにより、ZEB化を達成した事例を紹介します。中には、ZEB化と併せて、執務エリアのリノベーションにより従業員の快適性も向上した事例もあります。また、ZEB化事例に加え、省エネ改修に向けた方策として、省エネ改修の現状、問題点、課題、ポイントなどについて解説した講演も行います。設計・施工関係者、建物管理・所有者、利用者など様々な立場の方々へ、提案および課題解決の一助となればと考えています。
担当委員
大阪ガス 真貝 耕一郎
きんでん 島末 紀之
新菱冷熱工業 宮﨑 久史
東京ガス 興梠  暖
11月5日(水)
14:00~17:00
(敬称略) コーディネータ スピーカ
S4
ZEB ~ 新築計画における『ZEB』への挑戦と環境建築の在り方 ~
百田 真史
東京電機大学 未来科学部 建築学科 教授
クボタグローバル技術研究所
~大規模建築物におけるNearly ZEBの実現と実証~
  • 大規模建築物におけるZEBへのアプローチ
  • 省エネルギーとウェルネスを両立した設備計画
  • 運用段階におけるZEBの実証
齋藤 悠輔
㈱大林組 設計本部 大阪設備設計第三部 課長
川崎市役所本庁舎
~都市型防災庁舎の実現と脱炭素社会に向けた取り組み~
  • 建築・設備の融合した空調換気システム
  • 排熱と再エネ熱を最大限活用した高効率複合熱源システム
  • 高い防災性能とZWBを追求した水循環システム
高橋 雄太
㈱久米設計 環境設備設計本部 機械設備設計室 主管
大規模宿泊施設のZEB化とホテル運営に配慮したエネルギーマネジメント
  • 別府温泉 杉乃井ホテル「宙館」におけるZEB認証事例について
  • 大規模露天風呂を有する浴場施設の省エネルギーについて
  • ホテル運営に配慮したエネルギー評価指標の提案とエネルギーマネジメントの実践
小川 健次
鹿島建設㈱ 建築設計本部 設備設計統括グループ 環境・エネルギー統括グループ グループリーダー
病院ZEBの普及に向けた、小田原市立総合医療センターにおけるZEB Ready実現の取組み

1. はじめに
 大病院は24時間稼働と高度な設備要件が求められ、感染制御や医療継続性確保のための設備冗長性が必須であるため、ZEB化が困難な建築用途である。大病院でのZEB達成事例は全国でわずかであり、他用途と比べて後れを取っていることから、大病院のZEB化の考え方や方策の確立が急務である。
 本建物は、地上9階建て、延床面積約42,000㎡、406床を有する三次救急医療を担う総合病院である。小田原市の脱炭素先行事業の中核施設として2026年春に開院予定であり、カーボンニュートラル社会を先導する未来型病院を目指している。計画初期から病院特有のZEB化課題を抽出し、その課題に応じた省エネ技術を導入することで、大病院として国内最高値の省エネ性能(BEI=0.43)でBELS認証のZEB Readyを取得した。

2. 病院のZEB化課題の抽出と採用した省エネ技術
 病院特有の課題として、(A)外気負荷が大きいこと(B)廃熱が多く年中冷温熱が必要であること(C)大容量の設備システムに伴い低い運転効率となること、の3点に課題の焦点を当て、以下の主要な省エネ技術を採用した。

  1. 外気負荷削減:夜間モード切替による病室換気量最適制御、換気の二次利用による外気量低減(感染対策と両立)、CO濃度連動可変風量システム 等
  2. 廃熱利用:水熱源ヒートポンプによる空調・給湯熱源間連携、給排気全熱交換(部門別精査)、熱回収型ヒートポンプによる廃熱活用 等
  3. 設備最適化:実運用負荷に基づく設備容量の最適化 等

 上記、病院特有の課題に特化した省エネ技術により約30%のエネルギー削減を実現した。さらに、高断熱外皮、高効率設備機器の採用、マイクロコジェネレーションと太陽光発電による創エネルギーにより、総合的に57%の省エネルギーを達成した。

3. 結論
本報は、医療施設における省エネ設計手法に関する先進的アプローチを示した。三次救急医療を有する高度医療施設においてZEB Readyを達成した本事例は、大病院のZEB普及拡大に大きく貢献できると考える。

白石 晃平/巽 大輝
㈱竹中工務店 東京本店 設計部 設備第2部門
 午前中のセッションに引き続きZEBの最新事例について、本セッションでは新築計画での取り組みを解説します。カーボンニュートラル社会の実現に向け、「2030年には新築についてZEB水準の省エネ性能の確保を目指す」という高い目標を掲げ、それに向けZEB水準が環境建築のあるべき姿として定着しつつはあります。
 本ミッションではZEB達成が困難とされる大規模病院での事例、快適性・健康性にも配慮しながら計画だけにとどまらず運用の面で省エネルギーを実現している事例、省エネにとどまらず水資源の有効活用(ZWB)・レジリエンスの3要素を実現している事例を取り上げZEBの幅広い普及のみならず、今後の環境建築の在り方についてディスカッションします。
担当委員
明治大学 樋山 恭助
高砂熱学工業 宮谷 政和
東京工芸大学 山本 佳嗣
11月6日(木)
10:00~13:00
(敬称略) コーディネータ スピーカ
S5
DX ・スマート 最前線 ~ さらなる変革への挑戦 ~
田中 英紀
名古屋大学 施設・環境計画推進室 教授
東京ポートシティ竹芝におけるスマートビルの取り組み事例と今後の展望
  • SynapSpark/SoftBankのスマートビル事業概要
  • ポートシティ竹芝における様々な取り組み
  • ビルOSを活用した今後のスマートビルの展望
  • 古澤 真宏
    SynapSpark㈱ ソリューション企画部 部長 兼 事業戦略室 担当部長
    OKI本庄工場H1棟 生産施設における ZEFの取り組みとスマートファクトリーの展望
    • ゼロエネルギーファクトリーZEFの構築
    • OKI本庄工場H1棟での取り組み事例
    • スマートファクトリーの今後の展望
    信藤 邦太
    大成建設㈱ 設計本部 設備設計第三部 シニアエンジニア
    エスコンフィールドHOKKAIDOにおけるデジタル戦略(仮)
    • プロジェクト全体構想
    • ICT戦略と設計思想
    • 開業後のスタジアムDX
    • 成長するスタジアムに向けて
    杉本 弘道
    ㈱大林組 東京本社エンジニアリング本部 情報エンジニアリング部 担当部長
    森岡 裕史
    ㈱ファイターズスポーツ&エンターテイメント ICTシニアアドバイザ
     現在、あらゆる業界で変革が求められる中建築設備分野においても進化を目指した多様な取り組みが進んでいます。サステナブル社会実現、エネルギー効率の向上、利用者の快適性向上など多角的な視点から技術革新が求められています。
     本セッションでは、スマートビル、スマートファクトリー、スマートスタジアムにおける最新のDXとスマート化技術の導入事例を紹介します。それぞれの業界をリードする実践者の皆様から課題解決の手法や新たな価値創出へ取り組む挑戦を紹介します。最新の技術革新と実践的な知見を組み合わせることで建築設備分野の新たな未来への道筋が拓かれることを期待します。
    担当委員
    関電工 留目 真行
    関西電力 木虎 佳嗣
    鹿島建設 溝畑 重利
    新日本空調 竹内 信弘
    11月6日(木)
    14:00~17:00
    (敬称略) コーディネータ スピーカ
    S6
    ウェルネスオフィスのその後 ~ 取り組み内容とその実績の検証について ~
    林  立也
    千葉大学 准教授
    東京支社における移転後のオフィス環境変化のフォローアップ
    • 移転の背景と目的について
    • ハード面、ソフト面でのオフィス環境変化の見える化の取組み
    • 移転後のデータ分析とその結果によるオフィス環境改善と変化のフォローアップ
    松瀬 達也
    ダイキン工業㈱ 東京支社 担当部長(兼)人事本部 人事・労政・労務グループ担当部長(兼)総務部 総務グループ担当部長
    伊丹市新庁舎|スマートウェルネスオフィスで進化する自治体モデル

    スマートウェルネスオフィスを認証した大規模庁舎である伊丹市新庁舎を整備モデルに挙げ、
    その取り組みの経緯から実施運用に至る特徴を発表。

    • 新庁舎整備と働き方改革
    • 新庁舎の概要
    • 働き方改革とスマートウェルネスオフィス
    • 効果と運営課題
    中西  寛
     伊丹市 総務部、担当伊丹市 総合政策部 経営戦略室 ヒューマンリソース戦略課 課長
    日本設計オフィスのフォローアップ活動・環境DXの活用
    • オフィス環境デザインのコンセプトとして、「人の個性に呼応し、オフィス環境の魅力につなげる環境の個性づくり」を掲げた日本設計オフィスにおける運用フォローアップ活動の紹介
    • 「環境DX」システムで、オフィス環境や利用状況をデータとして把握し、自律的に働くワーカーが集うオフィスにふさわしい、自律的エネルギーマネジメントの構築を目指している。
    • ウェルネスやエンゲージメントに関する主観評価を位置情報の行動特性から分析を行い、データをコミュニケーションツールとして活用。データドリブンでオフィスの持続的な成長を目指す。
    佐々木 真人
    ㈱日本設計 第1環境・設備設計群 副群長
    清水建設名古屋支店オフィス~人と人がつながる『コミュニケーションHUB』~
    • ABW・WELL認証の取り組み
    • コミュニケーションを誘発する仕掛け
    • 運用時の定点観測によるモニタリング
    盛川 岳穂
    清水建設㈱ 設計本部 設備設計部2部 主任
    最近のオフィスについての調査報告
    • JABMEE技術委員会/健康WGの活動報告
    • 最近のオフィス調査
    • ABWとウェルネスオフィス
    宮坂 裕美子
    ㈱日建設計 執行役員 エンジニアリング部門 設備設計グループ 代表
     ウェルビーイングという用語が政府の資料にも登場するようになり、ビジネス界でもESGという言葉が一巡した。建築業界では、省エネ・脱炭素の加速に加えて、ワーカーの健康性・知的生産性向上を目指すウェルネスオフィスという概念が整理され、その先行優良事例も数多く紹介されつつある。一方で、それらウェルネスオフィスが竣工後どのような状況となっているかについては、十分な知見が蓄積されていない。
     そのため、本セッションでは、当初計画のその後について、運用段階のフォローアップに尽力されている4事例について紹介する。これら情報の共有により、今後の業界におけるウェルネス建築の取組みのさらなる発展に貢献する。
    担当委員
    工学院大学 富樫 英介
    久米設計 土岐 昇三
    日本設計 大串 辰雄
    11月7日(金)
    10:00~13:00
    (敬称略) コーディネータ スピーカ
    S7
    建築設備へのAI活用
    近本 智行
    立命館大学 理工学部 教授/サステイナビリティ学研究センター長
    建築設備のスマート化を加速するAI技術
    • デジタルツインでのAI活用
    • 空調設備フォルト検知での活用
    • 解析業務の省人化に向けた生成AI活用検討
    大曲 康仁
    アズビル㈱ 国際事業推進本部 東南アジア戦略企画推進室 開発グループ グループマネージャー
    立命館大学OIC H棟におけるキャンパス DX と生成 AI による UX
    • 立命館大学OIC H棟におけるスマートビル基盤(ビルOS)の適応と研究活動への展開
    • ビルOSのアーキテクチャ及びアプリケーションの活用
    • ビルOSのビックデータを用いた生成AI(LLM)の検証とUXの試行
    高橋 雅生
    ㈱竹中工務店 情報エンジニアリング本部 情報エンジニアリング1グループ 主任
    3D LiDAR を利用した人流計測システム
    • LiDAR技術について
    • LiDARを用いた人流計測システムの開発
    • 本システムの実物件への適用
    大浦 理路
    ㈱日建設計 デジタルソリューション室 アソシエイト
    世界のスマートビルディング
    向井 一将
    Arup アソシエイト 環境設備2リーダー
     AIは建築設備分野において、設計から運用まで幅広い革新をもたらしています。
     本セッションでは、最新のAI活用動向を紹介するとともに、生成AIを活用したユーザーエクスペリエンス(UX)の向上、人流計測システムによる空間最適化、さらにビル管理における予兆保全やエネルギー効率改善の事例を取り上げます。データ駆動型の意思決定やスマートビルディング実現に向けた実践的アプローチを議論し、AI導入の可能性と課題を明らかにします。
    (敬称略) コーディネータ スピーカ
    S8
    データセンターの現在と未来 ~ 設計手法から次世代技術まで ~
    石崎 陽児
    ㈱大林組 設計本部 設備設計部 部長
    IT機器の変遷と冷却設備の対応
    • IT機器の変遷
    • アイルキャッピングとエアサイドエコノマイジング
    • リキッドクーリングとウォーターサイドエコノマイジング
    栩木  学
    ㈱日本設計 第1環境・設備設計群 フェロー
    次世代データセンターの概要
    • NTTファシリティーズの次世代データセンターへの取り組み
    • 次世代データセンターモデルについて
    • 省エネシステムと地域貢献への取り組み
    安食 純也
    ㈱NTTファシリティーズ データセンター エンジニアリング事業本部 担当部長
    AIサーバーの冷却技術動向と課題
    • データセンターの変遷とAIが建物に与える影響について
    • AIサーバーの冷却技術動向について
    • AIサーバー受け入れのための課題とアプローチについて
    黒瀧 晃平
    ㈱NTTデータ テクノロジーコンサルティング事業本部 テクノロジーコンサルティング事業部 課長代理
    石倉 結花
    日比谷総合設備㈱ 技術戦略本部 技術研究所 技師
    サーバーの安定稼働を支える電源・配電計画
    • 国内データセンターの市場について
    • 電源システムに求められる条件
    • 電源システム構成について
    加藤 元紀
    ㈱日建設計 エンジニアリング部門・アソシエイト
     生成AI等の爆発的な普及によりデータセンター建設需要が今後ますます高まるものと想定されています。これに伴いデータセンターの電力消費量は著しい増加傾向にある一方、政府は2040年までのデータセンターのカーボンニュートラルの目標を掲げており、その実現に向けて多方面で検討が進められています。
     本セッションでは、データセンターの信頼性担保に重点をおいた設備設計手法に始まり、最新の水冷・液浸といったサーバー冷却技術動向や電源・配電計画、そして次世代のデータセンターのあるべき姿まで講演いただきます。皆様にとって有意義なセッションとなれば幸いです。
    担当委員
    アズビル 本多 右近
    清水建設 的野 孝一
    ダイキン工業 板田 武士
    プログラム内容(発表テーマ・スピーカ・発表の順番等)は変更になる場合がありますので予めご了承ください。

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