建築設備技術会議 2026

プログラム

11月10日(火)10:00~13:00、14:00~17:00 [S1] カーボンニュートラル ~ 脱炭素建築・まちづくりの先進事例 ~
[S2] カーボンニュートラル ~ ライフサイクルで考える脱炭素 ~
11月11日(水)10:00~13:00、14:00~17:00 [S3] ZEB ~『ZEB』ネット・ゼロ・エネルギーの達成 ~
[S4] ZEB ~ 普及期に向けた展開 ~
11月12日(木)10:00~13:00、14:00~17:00 [S5] ZEB ~ 普及期に向けた展開 ~
[S6] ストック建築物のCx・マネジメント最前前
11月13日(金)10:00~13:00、14:00~17:00 [S7] 人を呼び込む大規模施設の最新事例
[S8] データセンターの現在と未来 ~ 最新動向と未来技術 ~
11月10日(火)
10:00~13:00
(敬称略) コーディネータ スピーカ
S1
カーボンニュートラル ~ 脱炭素建築・まちづくりの先進事例 ~
林 立也
国立大学法人千葉大学 大学院工学研究院 教授
第一生命京橋キノテラス ~国内最大級の木材使用量(1,100)となる賃貸オフィスビル~
  • 都市部事務所ビルにおける「Well-being × Sustainability」の実現
  • 木造ハイブリッド構造のアップフロントカーボン削減取組み
  • リサイクル資源を有効活用した鋼材(電炉材)を積極採用
村上  航
清水建設㈱ 設計本部 プロポーザルソリューション推進室 環境ソリューション部
YKKパッシブタウン
  • パッシブデザインによるエネルギー消費の削減
  • 地域木材の積極的な利用と水素を活用した再生可能エネルギーのシーズンシフトによる脱炭素化
  • 性能評価の公表
八木 繁和
YKK AP㈱ 住宅・エクステリア統括本部 アドバイザー
TAKANAWA GATEWAY CITY 需給連携によるエネルギー供給と再生可能エネルギーの導入
  • TAKANAWA GATEWAY CITY におけるエネルギー供給
  • 熱のデマンドレスポンス(負荷調整、送水温度可変、需要コントロール)
  • 再エネ熱の導入によるカーボンニュートラル
星野 聡基
㈱日本設計 第1環境・設備設計群 グループ長
グラングリーン大阪 ― 環境と共生し、都市価値を創出するまちづくり
  • 資源循環が支える脱炭素型まちづくり
  • ZEB Orientedをはじめとする環境負荷低減の推進
  • みどりが創出する都市環境価値
伊藤 光太郎
㈱三菱地所設計 機械設備設計部
 2050年カーボンニュートラルの実現において、建築物は非常に重要な役割を担います。
 本セッションでは、都市再開発から住宅・複合開発まで、ライフサイクルカーボン削減に関する先進的な実践事例を紹介していただきます。
 低炭素建材の採用、自然エネルギー・未利用エネルギーの活用、地域熱供給、運用段階まで見据えたエネルギーマネジメントなど、多面的な取り組みを紹介していただきます。
 これからの設備システムの方向性と、実務に資する示唆が得られる内容です。
11月10日(火)
14:00~17:00
(敬称略) コーディネータ スピーカ
S2
カーボンニュートラル ~ ライフサイクルで考える脱炭素 ~
伊香賀 俊治
(一財)住宅・建築SDGs推進センター 理事長
建築物ライフサイクルカーボン評価制度の創設
  • 国の住宅・建築物の省エネ・脱炭素施策
  • 建築物省エネ法の改正と建築物ライフサイクルカーボン評価制度の創設
宮森  剛
国土交通省 住宅局参事官(建築企画担当)付 建築環境推進官
電力システムの脱炭素化に向けたDR readyの取り組みについて
  • 2026年のホルムズ海峡危機下の日本の電力情勢と電力基盤再構築
  • わが国電力ネットワークの脱炭素化の現状・課題展望
  • 切り札としてのDR readyの取り組みと進行状況
西村  陽
大阪大学 招聘教授
建材、資材の再利用によるサーキュラーエコノミーへのチャレンジ
  • 技術研究所のOL3新築プロジェクトにおいて既存建物の建材、資材を再利用することに挑戦した
  • サーキュラーエコノミーへの挑戦として既存建物の構造部材を丁寧に取り出し、新築に建材に再利用した。そのための設計における工夫や現場での苦心について報告する
  • 万博パビリオンからの機材の再利用も行っている
小野島 一
㈱大林組 技術本部 執行役員 技術研究所長
 2050年カーボンニュートラルの実現には、建築物を建設・運用・改修・解体までのライフサイクル全体で捉える視点が重要です。本セッションでは、国のライフサイクルカーボン施策、再生可能エネルギーの有効活用を支えるDR Ready、資源循環を促進するサーキュラーエコノミーについて紹介していただきます。脱炭素化に向けた制度・エネルギー・資源の各側面から、今後の建築・設備分野に求められる取り組みと実務への展開を考えます。
11月11日(水)
10:00~13:00
(敬称略) コーディネータ スピーカ
S3
ZEB ~『ZEB』ネット・ゼロ・エネルギーの達成 ~
原 英嗣
国士舘大学 理工学部 教授
YKK AP30ビル ~地域の自然と共生するZEBオフィス
  • 自然と共生するワークプレイス
  • 井水を活用した空調計画
  • ネット・ゼロエネルギーの実現
星野 秀明
㈱日本設計 第1環境・設備設計群 上席主管
NGK Collaboration Square DIVERSにおける『ZEB』共創施設の取り組み
  • 『ZEB』共創施設としてのコンセプトと取組概要
  • 建築・設備一体で取り組んだ環境ルーバーや設備システムの紹介
  • 運用1年目の実績報告
高井 智広
㈱日建設計 エンジニアリング部門 機械設備エンジニアリンググループ アソシエイト
目指せ空港初のZEB認証 みやこ下地島空港ターミナルの取り組みについて
  • 当社が取り組む下地島空港事業について
  • 自然豊かな宮古島の環境に配慮したターミナルビル建設
  • 完全ZEBを目指した取り組み
伊藤 宏紀
三菱地所㈱ 空港事業部 統括
 年間の一次エネルギー消費量の収支を正味ゼロとすることを目指す『ZEB』は、4段階あるZEBの定義の中で最も高い省エネルギー性能が求められる水準です。本セッションでは、『ZEB』を達成した建築物について、その実現に向けた設計手法や技術的工夫に加え、事業者の立場から『ZEB』を目指す意義や導入の考え方をご紹介いただきます。設計者と事業者、それぞれの視点から『ZEB』の実現に必要な知見を学び、今後の建築・設備計画に役立つ実践的な示唆に富むセッションとなることを期待しています。
担当委員
大阪ガス 真貝 耕一郎
きんでん 島末 紀之
新菱冷熱工業 宮﨑 久史
東京ガス 興梠  暖
11月11日(水)
14:00~17:00
(敬称略) コーディネータ スピーカ
S4
ZEB ~ 普及期に向けた展開 ~
樋山 恭助
明治大学 理工学部 建築学科
ツカサ本社移転計画
~これからの気候変動適応に向けた取組~
  • 将来気象変動への適応に向けた建物内エネルギー循環利用の促進
  • 熱源水ネットワークにおける水温最適化への取組
  • 再生可能エネルギー利用(地中熱)の促進事例
吉田  淳
㈱竹中工務店 九州支店設計部 設備4グループ長
日建設計北海道オフィス
~積雪寒冷地における脱炭素化を目指した共創型オフィス
  • 地域資源の活用と環境性能の向上を両立した寒冷地モデル
  • 自然エネルギーを活用した熱負荷低減の取り組み
  • 省エネのみでNearly ZEBを達成した設備計画
辻  圭輔
㈱日建設計 エンジニアリング部門 機械設備エンジニアリンググループ アソシエイト
リゾナーレ下関
~リゾートホテルにおける省CO2とウェルネスの両立に向けた取り組み~
  • 地域ポテンシャルをフル活用する環境デザイン
  • プールウェルネスと省エネを両立させるハイブリッド空調・昇温システム
  • ホールライフカーボン削減に向けた取り組み
谷口 力也
㈱日本設計 第一環境・設備設計群 主管
急性期病院におけるZEB の取り組み 社会医療法人 河北医療財団 河北総合病院
  • 急性期病院におけるZEB実現のための設備計画
  • 運用段階での一次エネルギー消費量の実積と検証
  • 省エネ未評価技術の評価検証
水野 真広
清水建設㈱ 設計本部設備設計部4部
 ZEBの普及を加速するためには、特別な技術に依存しない汎用的な設計手法を確立するとともに、多様な用途においてZEBを実現するための技術展開が重要です。本セッションでは、ZEBを達成した建築物の設計者による講演を通して、今後の普及に向けた実践的な設計手法や技術を解説いただきます。また、ホテルや病院といったオフィス以外の用途におけるZEBの実現事例を取り上げ、用途ごとの課題や対応策についても共有いただきます。多様な建築への展開を見据え、今後のZEB普及に資する知見が得られるセッションとなることを期待しています。
担当委員
明治大学 樋山 恭助
高砂熱学工業 宮谷 政和
東京工芸大学 山本 佳嗣
11月12日(木)
10:00~13:00
(敬称略) コーディネータ スピーカ
S5
設備業界でのAI活用 ~ 設計から運用に至る事例 ~
近本 智行
立命館大学 理工学部教授 サスティナビリティ学研究センター長
スマートビルディング AIで最適化するための基盤と実装、標準化の取り組み
  • スマートビルとは?
  • スマートビルの事例について
  • スマートビルディング共創機構の取り組み
粕谷 貴司
㈱竹中工務店 情報エンジニアリング本部 情報エンジニアリング1グループ長
AIを活用した熱源最適制御システム
  • 熱源最適制御システムとは
  • 熱負荷予測におけるAIの活用
  • 熱負荷予測を利用した熱源設備の全自動運転の実現
豊本 翔生
新日本空調㈱ 事業推進本部 ファシリティーソリューションセンター 課長補佐
設備設計を支援するAIとナレッジ基盤
~「AI設計部長」「AI先輩」を中心とした設計DXの取り組み~
  • AI設計部長による設計支援
  • AI先輩による設計基準・技術文書の活用
  • 設備設計ナレッジ基盤への展開
山口  亮
大成建設㈱ 設計本部 設備計画部 設備情報室 室長
対話型AIを活用した効率的な施設管理に関する共同実験
  • 施設運営・維持管理におけるBIM活用
  • BIMの情報検索を実現する対話型AIエージェント
  • 共同実験概要
山口 大地
㈱NTTドコモ クロステック開発部 都市デザイン技術開発担当
江藤 久美子
㈱NTTファシリティーズ NTT本部 サービス推進部 FIMセンタ
 AIは建築設備の仕事をどこまで変えるのか。設計支援、熱源最適制御、スマートビル運用、BIM活用による施設管理まで、設備業界におけるAI活用の最前線を第一線の実務者が紹介します。生成AIによる設計ナレッジ活用、自動運転を実現する熱源制御、スマートビル標準化の動向など、明日からの業務に活かせる実践事例が満載です。設備技術者がAI時代にどのような価値を発揮すべきかを考える絶好の機会として、ぜひご参加ください。
担当委員
関電工 留目 真行
関西電力 木虎 佳嗣
鹿島建設 溝畑 重利
新日本空調 竹内 信弘
11月12日(木)
14:00~17:00
(敬称略) コーディネータ スピーカ
S6
ストック建築物のCx・マネジメント最前線
百田 真史
東京電機大学 未来科学部 建築学科 教授
既存ビルのスマート化と運用マネジメント
  • ストック建築物のマネジメントの重要性
  • データ活用による既存ビルの省エネ・省CO2
  • 既存ビルのスマート化を支えるコミッショニング
赤司 泰義
東京大学 大学院工学系研究科 建築学専攻 教授
ストック建築物における運用・マネジメントに関する取り組み
~コミッショニング、チューニング、AI活用の事例~
  • 虎ノ門ヒルズ森タワーにおける高効率熱源運用の事例
  • コミッショニングへの取り組み事例
  • エネルギーマネジメントにおけるAI活用事例
浅利 直記
森ビル㈱ 設計部 設備設計部 設備設計3グループ 課長
田町タワーにおける環境・設備計画とコミッショニング事例
  • パッシブ手法を導入した環境・設備計画
  • 高温冷水活用と最適制御による高効率熱源システムの実証
  • 継続的コミッショニングによる汎用技術の再検証と運用最適化
岩間 寛彦
㈱三菱地所設計 チーフエンジニア
愛知県環境調査センター・愛知県衛生研究所におけるコミッショニング事例
  • 2014年から2015年の基本設計時からZEBの実現を目指したプロジェクトにおいて、実施設計フェーズ、施工フェーズ、運用フェーズに至るコミッショニング事例を紹介
  • 今後のカーボンニュートラル実現に向けたコミッショニングの重要性を発表
  • このプロジェクトにおいて開発された2温水投入型吸収式冷温水機ヒートポンプの事例を紹介
横山 大毅
㈱久米設計 設計推進本部 GX室 室長
設計から運用へ広がるシミュレーション
  • シミュレーションWGの活動(公開資料の紹介)
  • 設計フェーズから運用フェーズへ広がるシミュレーションの事例など
永瀬  修
㈱日建設計 ダイレクター
 脱炭素社会の実現、災害の激甚化、エネルギー価格の変動、老朽化や人材不足など、建築物を取り巻く環境は変化しています。これに対応し建物の価値を高めるには、設計意図を実現し、運用段階で検証・改善を続けるコミッショニング(Cx)とデータに基づくマネジメントが不可欠です。本セッションは、建築物のマネジメントの将来像を示し、設計から運用段階に亘るCx、省エネ改修、シミュレーション活用の最前線を紹介します。ストック建築物の再生と新築の価値向上に直結する実践的な知見を共有し、今後の建築物のマネジメントのあり方について理解を深める場となることを期待します。
担当委員
工学院大学 富樫 英介
久米設計 土岐 昇三
日本設計 大串 辰雄
11月13日(金)
10:00~13:00
(敬称略) コーディネータ スピーカ
S7
人を呼び込む大規模施設の最新事例
村上 公哉
芝浦工業大学 建築学部 建築学科 教授
長崎スタジアムシティの日常と非日常を織りなす設備計画
  • 日常と非日常が交錯するにぎわいの空間づくり
  • 街区併設型大規模集客施設の設備計画
  • 他用途複合集客施設の安全を支える防災システム
池田 紘史
㈱竹中工務店 東京本店 設計部 設備第1部門 設備2グループ チーフエンジニア
金子  学
戸田建設㈱ 環境設備統轄部 環境設備設計部 機械設備第2設計室 主管
TOYOTA ARENA TOKYOにおける次世代アリーナの設備計画
  • Bリーグ新アリーナとして計画されたTOYOTA ARENA TOKYOの施設概要及び計画コンセプト
  • 大空間アリーナにおける設備計画について採用した技術と設計上の工夫
  • 脱炭素化や将来拡張性への対応を踏まえアリーナの持続的価値を創造するための設計の役割と今後の展望
太田 浩司
鹿島建設㈱ 建築設計本部 本部次長
建築・構造・設備が融合した環境配慮型アリーナ ~GLION ARENA KOBE~
  • 歴史や街並みを取込んだ外構・建物形状と建築設備の融合
  • 環境配慮(パッシブデザイン)
  • 環境配慮(アクティブデザイン)
西村  晃
㈱大林組 設計本部 設備設計部 設備設計課 エキスパート
脱炭素と強靭性を両立するスマートコミュニティ
  • JABMEE技術系WG活動として2022年に「スマートコミュニティWG」を立ち上げ
  • エネルギーの面で脱炭素と強靭性を兼ね備えた最新スマートコミュニティ事例について調査
  • それぞれの事例について特徴と目指す方向について紹介する
水澗  亨
清水建設㈱ 設計本部 主席設計長
 2016年のB.LEAGUE発足や2021年の東京オリンピック・パラリンピック開催を契機に、国内ではプロスポーツやイベント興行への需要が一段と高まり、大型集客施設の整備が加速しています。これらの施設は多目的利用を前提に、AIやDXを活用したエンターテインメント設備の高度化が進み、スポーツ以外のコンサートや展示会など多様なイベントを通じて継続的な人の流れを生み出します。結果として、建物単体の集客に留まらず、周辺地域のにぎわい創出や都市の価値向上も期待されています。本セッションではこれらの新しい大型集客施設の最新事例を紹介します。
11月13日(金)
14:00~17:00
(敬称略) コーディネータ スピーカ
S8
データセンターの現在と未来 ~ 最新動向と未来技術 ~
石崎 陽児
㈱大林組 設備設計部長
AIが急加速するデータセンター設備の進化
  • 急増する熱密度・電力密度への対応
  • サイバーセキュリティー対策
  • モジュール化への進化
江崎  浩
東京大学 情報理工学系研究科 教授
陸での課題を海で解決する。洋上データセンターの社会実装に向けて
  • データセンターを取り巻く環境変化と陸上立地の課題
  • 洋上データセンターがもたらす優位性と新たな価値
  • 実証から社会実装までのロードマップと現在の取組状況
児玉 和之
㈱NTTファシリティーズ データセンターエンジニアリング事業本部 ソリューション部 エネルギー部門 担当課長
データセンター電気設備エンジニアリングの高度化と人財育成 with "etap"
  • 電力系統解析ソフトウエア etap について
  • グローバルデータセンターにおける電気設備エンジニアリングワークフローと留意点
  • etapによるデータセンターのデジタル資産活用と人財育成
三井 章人
㈱エルテクス設計 代表
 AIの急速な普及やデジタル社会の進展を背景に、データセンターは社会インフラとしてかつてない重要性を増しています。本セッションでは、第一線で活躍する有識者・実務者を迎え、データセンターを取り巻く最新設備動向を俯瞰するとともに、洋上データセンターという新たな挑戦、さらに高品質・高信頼な運用を支えるコミッショニングや電力解析ソリューションの最新技術を紹介します。データセンターの現在地と未来像を、多角的な視点から展望する注目のセッションです。
担当委員
アズビル 本多 右近
清水建設 的野 孝一
ダイキン工業 板田 武士
プログラム内容(発表テーマ・スピーカ・発表の順番等)は変更になる場合がありますので予めご了承ください。

▲ページトップへ戻る